Kulara - 1997-2001 hue…(2007)

ジャンルは不明、カオスティックハードコアっていうの?よく分からんけど、苛立ちとか不安とか負の感情を表現してる事は明白、カッコいすぎる。こんなんあるなら洋楽聞く必要ないよね。最近マーズヴォルタってどんなもんかと思って聴いてみたけど俺的にはこっちの方が全然カッコイイ。世界中探してもこれよりカッコイイ音楽探す方が難しいレベル。つまりここに表現の臨界点を感じる。あぶらだことか好きな人は好きでしょう。

早川義夫 - この世で一番キレイなもの (1994)

60年代後半、今聴いても驚きのカッコ良さの伝説のバンド、ジャックス。そのボーカルのソロ2作目かな。この頃47歳かなファーストソロからかなりの時を経てのリリース。担当楽器はボーカルとピアノ。歌の内容はよく分からないが、演奏はオーソドックスながら良い。赤色のワンピースって曲が好きかな。

弱虫倶楽部 - Demo CD version 5 (2017)

夜間飛行めっちゃ名曲。叫ぶかな?と思ったが最後まで力まず正に夜間飛行って感じの爽やかさ。遂に溜まった曲が10曲にもなり完全にフルアルバム級に、曲は全て素晴らしい。お値段変わらず500円。もうなんか気の毒だ笑。これ紙に書いてる曲順がちょっと違うんだけどどっちが正しいんだ?
先日見たライブについて思うところを一つ、これは多分フリッカーズの頃からあった問題だと思うんだが、正直言って彼らの曲、難しくてノリ辛い。ライブには大まかに2つの形があると思う。客を盛り上げ会場の一体感を楽しむという形、もう一つが驚異的なパフォーマンスで客を圧倒するというもの。後者は基本客が棒立ちでも成立するが、彼らの音楽はカオスとポップが同居していて、その2つのライブパターンの両方を実践しようとしているように感じる。彼らのような高度な曲で客に一体感を求めるのは非常に難しいことだと思う。それがライブ空間で戸惑いと違和感を残しているように思う。最近は家にいても何かの同調圧力を感じずにはいられない時代だ。しょーもないノリでも盛り上げるのが上手いやつが成り上がる時代だと思う。彼らのような良い音楽が評価されてほしいと願う。

Qomolangma Tomato - かなしみ射抜こう(2015)

カジツになかったグルーヴがあって良い。でも色気を感じなかった。

your gold, my pink - parade (2009)

デビューミニアルバム。二枚目以降の多彩なアレンジはここでは聴けずギターロック色が強い。タイプの違う二人のギタープレイをたっぷり堪能することができる。個人的にはたっぷり過ぎて少々息が詰まる位、七曲22分という短い尺で丁度良かったと思う。やっぱりAre you sensitive?は名曲。こうして作品全体を眺めてみるとteenage riotは若者の好みに歩み寄った歌詞だと思った。

ART-SCHOOL - Anethesia(2010)

リズム隊脱退寸前、ほぼ木下理樹一人で作られたという本作。すごく集中して作られたのが伝わってくる濃度の濃い一枚。どの曲も短く打込みが多用されるためか性急過ぎる曲展開に置いてかれ気付いたら終わってるって感じもするが閉塞感にまみれた木下理樹の精神世界って感じの独特のグルーヴがある。これをエンドレスリピートするのが好きだ。これを聴いていると木下理樹にとって音楽って誰かと空間を共有するような物じゃなくて叩きつけるような自己表現なんだなって思う。孤独過ぎて終わってる。

your gold, my pink - Teenage Riot (2012)

名盤じゃねえか。一曲目から泣きそうになった。新人とは思えないクオリティの高い楽曲とバンドの意思の行き届いた豊かなアレンジ。実はこのバンド長い下積み時代があってメンバーそれぞれそれなりの年だそう。謂わばこのバンドはRCサクセションの再デビューみたいなものなのだ。そんな彼等の1stフルアルバムのタイトルがティーネイジライオットなんて甘酸っぱいではないか。彼らのサクセスストーリーがもっと見たかったが、メンバーの病気や脱退などの不幸が重なりこのアルバム以降は音沙汰なし。表面キラキラしてるけど、内側にはグロテスクな内臓と血と肉があるっていう真実を体現した高い芸術性が認められる素晴らしいバンドだと思う。皮肉でなく運命的に笑。