スピッツ - ハチミツ(1995)

インディゴを聴いてもしかしてと思ったんだがやはり、前聴いた時は確か酷評した気がするけど、今は逆に名盤くらいに思ってるんだから不思議にして、何とも頼りない糞感性よの~。何がダメだったのか分かりません(笑)。いつも思うけど好意的に受け取らないと入ってくるものも入ってこないな。この頃のスピッツは曲の構成に拘っていたり変拍子に挑戦したり凝った演奏をしていてバンドとして凄く頑張っていてカッチョいい。全曲名曲、プロデューサー笹野氏によるアレンジはどれも秀逸。

Sebadoh - The Sebadoh (1999)

奥田民生が最近のバンドは良い曲ばっか作りすぎって自虐風に言ってたけどこれ本当だよね。遊びっていうか抜きっていうかそういうのがないと疲れるし、それがあることで聴く側にもリズムが生まれそのアルバムに奥域をもたらすというもの。その点このセバドーは完璧なバンド。作曲者が歌も歌い担当楽器まで交換するスタイルで、基本はベースの人がパンクスタイルの曲でルーがオルタナ全開の良い曲を歌う、それがセバドー(ちなみに前はドラマーも歌っていて、メチャクチャな曲で俺は好きだった)。どっちか一人しか歌わなくても正直つまらないバンドだったと思う。バンドは複数人集まってやってるんだから、みんな曲をつくって歌えば良いんだ。オルタナティブロックの懐の深さを感じさせてくれるバンドだ。Cubanって曲とか変な曲なんだけど作り込まず勢いで仕上げた感じでそのノリが良いよね。流石自由の国アメリカだと思う(笑)。

すいか(2003)

木皿泉脚本作品。テレビドラマが実は結構好きで昔はよく見ていた。その中でも特別好きだった野ブタ。をプロデュースとセクシーボイス&ロボが木皿泉という人物(その実態は和泉 務と妻鹿 年季子夫妻の共作ペンネームであった)の脚本であるということが分かり、遡ってこの作品にたどり着いた。変わった顔の女優ばっかり揃えたな~。視聴率を全く意識してない布陣(笑)。小林聡美が段々可愛く見えてくるから不思議。浅丘ルリ子大好き。面白いし、ありがとの言い方が良い。良い人しか出てこんけど、現実はそうじゃないよな。

スピッツ - インディゴ地平線(1996)

スピッツにはバンドでありながらpopsであって欲しいという想いがあって、このアルバムは一番僕の要望に近いアルバム。大ヒットシングルチェリーが入っているが、全体的には地味なアルバム。各楽器の音がショボい、それが良い曲になり過ぎない為の配慮というか、まぁ聴きやすくする為、全体の粒を揃えるポップスマナーって感じだろうか。ナナへの気持ちはすごく好き、このギターアレンジ変わってて良い、男子にとって女子は永遠の謎って感じがよく表されてると思う。

大江慎也 - THE GREATEST MUSIC (2006)

最初のギター聞いた瞬間最高だった。ルースターズのアルバム含め一番良いんじゃないかと思う(全部聴いてないけど..)。メンバーの円熟味のある演奏が最高。シンプルなロックでこんだけ奥域を感じさせるのは流石。それだけでなく大江慎也はロック特有のスリリングな興奮をもたらしてくれる。鋭さを失っていない。childhood daysとか...ヤバイ。名盤。

(追記)ちょっと勘違いしてたみたい。childhood daysをチャイルドフードデイズ、つまり「離乳食の日々」みたいに解釈してたがそれはchildfood、正しくは幼少期とかそんな意味。いや、よくわからんけど荒廃してた頃の大江ならあり得るかなと思ってしまった(笑)

町田康 - 人生パンク道場(2016)

小説家、パンク歌手の町田康による素人人生相談本。面白かった。全部知恵を搾りユニークな角度から解答しているが、興味関心のある質問に対しては真摯に答え、どうでも良い質問には笑いで返しているように思えた(笑)。世の中には色んな悩みを抱えて人は生きているのだなぁと感心しきりだった。中には自分に近い境遇や悩みを持ってる人がいて、悩み相談に登場する人物に知人を当て嵌めてみたりしてすごく楽しめた。

カルロス(2010)

オリヴィエ・アサイヤス監督作。 5時間半に及ぶ超大作。実際のテロリスト、カルロスことイリイチ・ラミレス・サンチェスを元に作られた映画。政治やテロに関心はなかったが十分に楽しめた。そもそもこの映画には政治的メッセージや意図は込められていないと思う。描かれてるのはテロリストの生活で、テロ活動を追体験できるような内容。飛行機に向かってロケットランチャーをぶっぱなすが外したり、任務失敗して怒られたりと臨場感満点。この場に居合わせたら最悪だなぁと思った。この監督の撮るエロシーンはやらしい。ナーダ可愛い。