魔法少女隊アルス(2004)

NHKスタジオビットくん内で放送されていたアニメ。名作でしたね。これの前にジャイアントロボ三日月を観てこんな天才を今までスルーしていたのかと感動した。その作品で監督を務めた雨宮慶太が本作では企画原作を務める。 和製ハリーポッターと言いましょう…

劇場版名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001)

劇場5作目。少年探偵団がメインの作品になり、あゆみちゃん好きなロリコンにオススメ。おっちゃんや蘭姉ちゃんの要素は薄め。犯罪のトリックというとこで見所はあまり無いが、蘭姉ちゃんとのバンジージャンプ、ラストのカースタント等見せ場は沢山ある。中で…

テツコ - 愛してる(2019)

日本のガールズバンド"テツコ"の4枚目くらいのアルバム。前作エロスはスランプでなかなか曲ができなかったらしいけど、最近なんか吹っ切れてのりにのってる状態のテツコ。前作まではどっか取り繕ったというか型にハマったようなとこがあったんだが、本作は音…

ドストエフスキー全集4

『死の家の記録』 ドストエフスキーがシベリヤに流刑されて4年間懲役囚として過ごした経験を元に作られた話。これがあの『木の数を数えるだけの簡単なお仕事』の元ネタかぁ。uremaに死の家の記憶って曲があるけどこの小説が元ネタかな。兎に角描きたいことが…

劇場版 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

劇場版4作目。これは駄作っすね。駄作とまでは行かなくて凡作…。前作が名作だっただけにねぇ。トリックが稚拙というか盛り上がる要素がまるで無い。ブラフとして出たキャラがブラフ過ぎて全然機能してないし、すげえ大事なことを唐辛子が辛くて話せないとか…

富野由悠季の世界展

行ってきた。…疲れ果てた。よく考えたらわかる事だが、アニメ監督の展示なので展示物を観て楽しむというより、その裏側を読み解く作業を強いられ、しかもそれが凡そ半世紀に及ぶキャリアを持つ監督の物なのでその情報量(てゆーか文量!!)は膨大。昼から見に…

堀辰雄 - 風立ちぬ、聖家族他

『風立ちぬ』 ジブリの元ネタらしい。映画は観てないけどcmで観たシーンから小説も始まるのでどうしてもジブリの絵でイメージしてしまう(苦笑)。ほんと何気ない結核で恋人が死ぬだけの話。これをどう映像化したのが気にならないでもない。主人公のおとこが…

神々のたそがれ(2013)

アレクセイ・ゲルマン監督作。久々にめちゃくちゃすごい映画を観た。3時間もある。しかもその間一切音楽なし。しかも話の筋がよくわからん。それでも観れてしまうエネルギーが詰まった作品。ジャンルはSFらしい(そんな感じは露程も見せないが…)。地球とは別…

午前中の時間割り(1972)

羽仁進監督作。すげえローファイな画質でオシャレな映画。日本の中ではかなり実験的で特殊な映画と言える。荒削りだけど若者にエネルギーが満ちてる時代だったんだなぁ。特に意味はなくて、若いエネルギーをそのまま切りとった作品。最早同じ日本とは思えな…

フラニーとゾーイ - サリンジャー

フラニーとゾーイーっていう兄妹がなんか喧嘩してる話。フラニーって奴が神経衰弱でまいってんだけど、これは純粋さに回帰したがる成熟した精神を描いてるみたい。みんな知識ばっかりつけて中身はなんもない見栄っ張りな大人ばかりになって、自分は子供のよ…

エイリアン4(1997)

3は評判が悪いので飛ばしました。4はアメリで有名なジャン=ピエール・ジュネ監督作。カルト映画の監督ってイメージがあるのでこんな有名シリーズの監督をやってるのは以外だった。非常にアクが強いがかなり面白い映画を撮る監督だと思う。3を観てないので設…

ナイン・ストーリーズ - J.D.サリンジャー

9つの短編が収録された作品集。 『バナナフィッシュにうってつけの日』 ビーチ・ボーイズのペットサウンズっぽい世界観だなと思った(ちゃんと聴いたことない)。優しいんだけどどっか狂ってる不安定なサイケみたいな。それ以上別にいうことは無いです。僕は…

ソフィー・マルソーの刑事物語(1985)

フランスのモーリスピアラ監督作。刑事とパクられた男とその女が敵同士であったはずなのに何故か奇妙な関係になり惹かれ合う。パクられた男はチンピラの一味で女はそれが嫌になったのか単なる気まぐれか、刑事の男もかなり利己的で、弁護士まで節操観念がま…

ドストエフスキー全集3 虐げられし人々

これはマジですごかった。ただ感動するってだけじゃなく、そういう場面の後に訪れる本当の感情全て描かきってる!最終章で泣いてしまったんだけど、少女の叫びでただ感傷で泣いてしまったことを恥じ、その後に語られるエピローグがマジでやばかった。ただた…

すばらしか ー 二枚目(2018)

東京のロックバンドすばらしかのファーストフルアルバム。これの前に8曲入りのミニアルバムを出してたのでこれが二枚目というだけの安直なタイトル。近年はっぴいえんど等の往年の日本語ロックに影響を受けたバンドが流行っていたが、自分はその中では森は生…

愛蔵版アルケミスト - パウロ・コエーリョ

ブラジルの作家パウロコエーリョの小説。かもめのジョナサンとか星の王子様とか(どっちも未読)教訓めいたファンタジー小説。ライトノベルみたいで読みやすかった。童話っぽいんだけど、人物の心理描写も少しあっていい塩梅(ファティマとの別れのシーンと…

ドストエフスキー全集1(訳:米川正夫)

『貧しき人々』 ドストエフスキー只者ではない…。この気の狂ったような作品が1発目とはたまげたなぁ。何がやばいかというと凡そ130ページにわたるこの作品、その内容の99%が元貴族の箱入り娘とその遠い親戚のおっさんの2人の人物による文通だけで描かれてい…

ドストエフスキー全集2 訳:米川正夫

『スチェパンチコヴォ村とその住人』 これはめっちゃ読むのきつかった。2部編成で1部がまじで地獄。先ず人の台詞がめちゃくちゃ長いのに辟易するし、その殆どが完璧な悪口と嫌味等の罵詈雑言であるから精神的に参ってくる。もうドストエフスキー読むのやめよ…

灰羽連盟 (2002)

これは死後の世界ってことだよな。多分夭折した子供が灰羽になるんだよね。15歳位までがギリなんだろう。そっから天国行きか輪廻転生かは分からないけど、現世で積めなかった経験を積めるのが灰羽の世界ってわけだ。自殺は罪付きになるんだろうな。レキは轢…

my bloody Valentine - Loveless リマスター版(2012)

名盤ラブレスのリマスター版。2枚組でケヴィンシールズ直々にそれぞれ別のリマスターが施されている。disc1は比較的音の分離がしっかりしてて、ロックのノリ(リズム)を重視してリマスターされた感じがする。その分マスターテープの音の悪さが際立ってしま…

新潮世界文学トルストイ(1)

18世紀末から19世紀初めにかけて活動したロシアの小説家、思想家トルストイの著作集。 『幼年期』『少年期』『青年期』訳:原卓也 トルストイの自伝的小説。凡そ100以上前の作品どれ程現代人と精神的に差があるのかと思って読んだが、そんなことは全くない。…

人類知的遺産シリーズ レーニン

あんまおもんなかった。バクーニンの作者と比べ文章がつまらん。読みにくくはない。 レーニン?スターリンとどう違うの?って程度から多少レーニンという人物が分かったのは良かった。レーニンはソ連の初代トップ。この人のパーソナリティには父親が大きく影…

The Hiatus - Trash We'd Love(2009)

僕はモロ、エルレアジカンストレイテナーとかの世代なので、当時人気絶頂だったエルレが解散した時はテレビに一度もでたことがないインディーバンドにも関わらずテレビで解散のニュースが報道されてましたね。それ位物凄い人気でした。この3つのバンドの中で…

人類の知的遺産49バクーニン ー 勝田吉太郎

最近僕も馬鹿な小説ばかりじゃなくて、もっとタメになる本を読みたい。そう思い手に取ったのがこの人類の知的遺産シリーズ。バクーニンとは19世紀のロシアの革命家。暴力による革命家としてはチェ・ゲバラや毛沢東の元祖とも言えるであろう人。彼の掲げるの…

加藤文元 ー ガロア 天才数学者の生涯(2010)

フランスのガロアって人の伝記。何となく手に取った1冊。自分は数学については全く分からず算数すら怪しいレベルだ。それでも殆ど読めた。難しいところは読み飛ばした。まぁ、ガロアって人は天才数学者で20歳で死んだんだよ。どう凄いのかはよく分からん。ま…

ごりら公園 - 甘党(2016)

東方アレンジ同人サークルごりら公園のセカンドフルアルバム(音源集?)。先ずパッと聴いた印象として、14曲と多い中、曲が多彩で本当によく作り込まれている。その為正確にこのアルバムを捉える為に1曲毎の感想を述べようと思う。 ・甘党 切り刻まれてブレ…

ごりら公園 ー 芥のせせらぎ(2014)

東方の曲をアレンジして発表するという文化があることを最近知った。彼らは音源をネット上で公開したりコミケなんかで配布したりして活動しているらしい。有名な所ではヒトリエのメンバーの1人がこの東方アレンジ出身らしい。米津玄師やヒャダイン等ネット発…

2 - 生と詩(2019)

元The Saloversの古舘佑太郎率いる新たなバンド"2"の3枚目のアルバム。サラバーズの印象はフロントマンの存在感はあるものの曲がイマイチって感じだったが、その弱点を元ポニーテールスクライムの才能豊かなコンポーザー加藤綾太を作曲者に据えることで補っ…

高野文子 ー ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事(1987)

高野文子5冊目となる単行本。やっぱ天才。この自由自在の視点と細部までよく構築された空間。話もよくできてる(内容は小粋な映画っぽい雰囲気で年に1回は見たくなるなるようなやつ)。本当どうやってここまでデッサンみたく細かい描写が描けるのか謎、ため…

clematis - あしたには(2019)

東京のインディーバンド1stミニアルバム。コードと歌のオーソドックスなバンドサウンド。ダレ気味のコードに浮遊感漂うメロディが乗り気持ちいい。 浮遊感はあるがフィッシュマンズほど浮世離れし過ぎない感じ。歌詞にメッセージ性が感じられず、別になんに…