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弱虫倶楽部 - Demo CD version 5 (2017)

夜間飛行めっちゃ名曲。叫ぶかな?と思ったが最後まで力まず正に夜間飛行って感じの爽やかさ。遂に溜まった曲が10曲にもなり完全にフルアルバム級に、曲は全て素晴らしい。お値段変わらず500円。もうなんか気の毒だ笑。これ紙に書いてる曲順がちょっと違うん…

Qomolangma Tomato - かなしみ射抜こう(2015)

カジツになかったグルーヴがあって良い。でも色気を感じなかった。

your gold, my pink - parade (2009)

デビューミニアルバム。二枚目以降の多彩なアレンジはここでは聴けずギターロック色が強い。タイプの違う二人のギタープレイをたっぷり堪能することができる。個人的にはたっぷり過ぎて少々息が詰まる位、七曲22分という短い尺で丁度良かったと思う。やっぱ…

ART-SCHOOL - Anethesia(2010)

リズム隊脱退寸前、ほぼ木下理樹一人で作られたという本作。すごく集中して作られたのが伝わってくる濃度の濃い一枚。どの曲も短く打込みが多用されるためか性急過ぎる曲展開に置いてかれ気付いたら終わってるって感じもするが閉塞感にまみれた木下理樹の精…

your gold, my pink - Teenage Riot (2012)

名盤じゃねえか。一曲目から泣きそうになった。新人とは思えないクオリティの高い楽曲とバンドの意思の行き届いた豊かなアレンジ。実はこのバンド長い下積み時代があってメンバーそれぞれそれなりの年だそう。謂わばこのバンドはRCサクセションの再デビュー…

Qomolangma Tomato - カジツ(2012)

ベースが代わって、また新しいことに挑戦している。ネオアコみたいな曲(三曲目)が飛び出してビックリした。8曲目とかストレート過ぎて言われないとこのバンドだと気付かないかも。とにかくNO TOKYOが強力で、この曲だけでも聴く価値ありまくり。スルーユア…

your gold, my pink - pray (2010)

なんだか掴みどころのないバンドだ。キラキラした曲の後ろでダイナソーJr.みたいなギターが唸ってる。ツインボーカルで片方はUS、片方はUKみたいな声。あまりピンとこず。追記、二回目聴いたらすごく良かった。ツインボーカルなど、メロディのフックであった…

Qomolangma Tomato - Camouflage (2009)

3rdアルバム。先ずサイレントヒルみたいなジャケットが凄く良い。「これタコ死んでんのかな〜。生きてたら女優さん怖いもんな〜。」とか思ってたがどうやら生きているみたい。このジャケ、ピュ〜ぴるという人の作品で、自らタコを被って撮影した物らしく、市…

Qomolangma Tomato - Limelight Blue On The Q.T (2008)

2ndアルバム。これは素晴らしいなぁ。前作よりグルーヴ感がすごく増した。ギターベースドラムの攻防がすごくカッコイイぞ。その代わりボーカルの印象があまり残らず歌詞が耳に入ってこなかった。ボーカルがなくても成立するような曲ばかりで、このバンドボー…

The clientele - Bonfires on the Heath (2009)

91年結成、結構ベテランのイギリスのバンド。ネオアコっぽいけどリズム主体ではなくボトムの効いたメロディアスなベース主導の落ち着いた音。てゆーかベルベッツ直系って感じ?随所で鳴るピアノがセクシー。スーパー眠くなるが良い。たまに繰り出されるノリ…

踊ってばかりの国 - 『五月の花』(2017)

踊ってばかりの国新体制での初のシングル。初期の陽性なサイケって風合いはなくなりここ最近のusインディーっぽい感じとも違い、一見地味で頼りなく感じる。歌詞も社会に吐きかけるような生々しい毒は消えてごく個人的な事柄が取り扱われてる感じ。最早音楽…

柳原陽一郎 - 「ほんとうの話」(2013)

これも以前と感想が変わってすごく良いと思う。再生ジンタっていうポップス風の曲が入ってるのが気が利いてるよなぁ。多分こうした良質ポップをやりつつ女性にもウケそうなユーモアとセクシーさを失わない歌手って実は珍しい。そこが好き。ロータスの庭めっ…

柳原陽一郎 - dreamer's high (2010)

以前の感想文では微妙的なことを書いたきがするが、短い間にも音楽の聴き方って変わるもんで、最近は嫌いな音楽がなくなってきた。前はダサいかカッコイイかっていう基準だったが、最近は更にシンプルになって良いか悪いかっていう基準に変わってきた。大切…

クロウ飛翔伝説 (1994)

アレックスプロヤス監督作。ダークヒーローの復讐劇。途中キュアーやNINなど耳馴染みのある曲がかかりテンション上がる。思ったよりアクションシーンが多く殆どアクション映画だった。友達と一緒に見たので一生懸命面白さを表現していたが、友達は途中で寝て…

リ・ミクス - livetune feat. 初音ミク (2010)

imoutoid目当てだったが、どれもまぁまぁ良かった。こうして聴くとimoutoidは異色だった。アーティスティック過ぎて浮いてる(笑)全然詳しくないけど、最近だとHaKUのdye it whiteのリミックスしてたbanboxって人のリミックスも強烈だったしそういうのは珍…

Ben Watt - North Marine drive (1983)

木下理樹の影響で昔買った。当時はよく分からなかったが今聴くとかなり良い。昔はドラムがないとつまらなかったが、ギターが常にリズミカルだし最小限の音しかないのが寧ろカッコイイと思う。一人だけで完結する閉じた音世界が果てしなく内省的でメランコリ…

dummy-XD - dummy-XD (2014)

ずっと気になっていたバンド。ビジュアル系と言えば聞こえは悪いかもしれないが、日本人らしい線の細さを利用した鋭利な音にポストロックの神経質さを取り込んだサウンドに浅井健一を更に甲高くしたような超個性的なボーカルが乗ることで生まれた、日本でし…

L'Arc~en~Ciel - KISS(2007)

前作AWAKEから円熟期を迎えたラルク。このアルバムも充実の内容でラルク最高!と声を上げたくなる。全編通して無駄のないドッシリしたアレンジ。個人的にはバラードが多くやや冗長な感じがする。alone en la vidaはwind of goldの系譜にあるken筆による郷愁…

長野まゆみ - 上海少年(1995)

この作者、読者の9割は女性、女性向けに書いてると発言してるそう。そういう物を男性が読むのは、覗き趣味なのか性倒錯なのか何れにせよ変態じみてるが、この作品は面白かった。内容的にほとんど漫画やけど。また、嘘かよ!と、内容に突っ込んでしまい、女は…

北杜夫 - 黄色い船

短編集。こどもが面白かった。北杜夫の中では異色。笑いがなくてひたすら暗い。亡き妻の残した人工受精による息子を未亡人の妹と一緒に育てるというドラマみたいなワクワクする設定。血の繋がらない息子を愛することができるのか?彼らは本当の家族になれる…

クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)

クレしんの映画の中でも格別に面白い。シリアスさもギャグの質も最高級。最高傑作と言って差し支えないだろう。エヴァの影響受けまくりやと思ったが実際監督はこの頃エヴァに嵌ってたらしい。子供は当たり前の無力さで描かれた銃の重量感や兵器の破壊力もし…

母の影 - 北杜夫(1994)

この本は北杜夫氏の母上について語られた自伝的小説。この本を読んで氏は人物及び舞台設定にも自らの経験を大いに盛り込んでいた事が分かった。てゆーかそのものである。母は幽霊に出てくる母であり、楡家の人々の龍子であるのだ。僕は楡家の龍子のファンな…

「雨の木」を聴きながら - 大江健三郎(1982)

私小説風のフィクションであった。正直よく分からないところは多いのだが面白いところはやはり面白い。自身作中悪文と指摘されてることを認めている。作中、作者に似て作られた主人公が「どうしてそう、何もかもわかっているようなことが言えるのかなあ?人…

木霊 - 北杜夫(1975)

幽霊の続編で前作の孤独な状況から一変、倫子というあからさまな萌えキャラが登場して驚いた。ただ彼女も回想に登場するだけで主人公の前に直接現れることはなかったので彼の孤独という体裁もギリギリ守られたと言える。本編でこれだけトーマス・マンを推さ…

さびしい姫君 - 北杜夫(1977)

大団円でよかったね。自身あとがきで失敗作と語っていたが否定はできないなー。ローラ姫が可愛かったな。幼児期の舌足らずな感じが最高。ロリコンとかじゃなくて何かノスタルジックな感興が湧いてくるんだよね〜…いやホントに。それにしてもオモライコロリと…

さねよしいさ子 - うてな(1993)

さねよしいさ子の4thアルバム。フォーライフからのリリースはこれが最後でこれから暫く沈黙に入る。ゼルダの伝説の大精霊を思わせるちょっと不気味なジャケットだ(笑)微妙にネタ切れっぽいが、いい曲もたくさん入ってる。寧ろ、すっからかんになった私を見…

L'Arc~en~Ciel - AWAKE (2005)

Real、smileと微妙なのが続いたがこのアルバムは凄くいい。J-POP感丸出しの顔出しジャケだが寧ろ貫禄を感じる。ギターの音も太くてかっこいい。ドラムも突き抜けるようなドライブ感があり、今作は一貫して大人ロック。yukihiro.hydeの共作New worldで最高の…

L'Arc~en~Ciel - Ray (1999)

シングル連発して油の乗りまくってた時期のアルバム二枚同時発売した内の片割れ。Trueよりこのアルバムの方が好きかもしれない。このアルバムはダークでムーディーなロックが揃いken色が強い感じがする。僕はkenの曲の吟遊詩人が路地裏でやってるような雰囲…

L'Arc~en~Ciel - Tierra (1994)

ラルクの2ndにしてメジャーデビューアルバム。これは名盤だ。殆どのバンドがメジャーデビュー後シングル以外捨て曲という状況にあるがこのアルバムは違う。エコバニかキュアーかを思わせるカッティングがかっちょええAll Dead、吟遊詩人的な世界観に聞き手を…

L'Arc~en~Ciel - True(1996)

ラルクの4th。外部からプロデューサーを起用し始めたアルバム。アルバムとしてはTierraの次、2番目に好きなアルバム。何と言ってもL'Arc~en~Ciel史上最高の名曲(だと僕は思っている)Flowerが収録されているのが魅力。他にもこれから長くタッグを組むこと…

安部公房 - 砂の女(1962)

驚いたのは砂の女というのは抽象的なイメージではなく、実際に砂の穴の中で暮らす女だったこと。いい話だった。反復の生活。人間の幸せはどこにあるのかと考えさせられる。正直僕は羨ましく思う。住居に多少難あるものの、従順で甲斐甲斐しく世話してくれる…

北杜夫 - さびしい王様(1969)

これを受け入れた編集は誠に寛大であるなぁと(笑)まぁ、面白かったけど。どうしてこんないい加減なことな事が書けるのだろうと思った。そんな中にも童話と称してるだけあり、自分みたいなアホにも至極わかりやすく社会的なことが書いてあって勉強になった。

北杜夫 - 天井裏の子供たち(1966)

短編5編から成る御本。最初天井裏の子供たちってタイトルから何となく虐げらた子供達のセンチメンタルでファンタジックな話かもしれないと期待したが、全然違って天井裏で忍者ごっこに興じる男の子たちの現実的な話であった。別にそれでも良かった。【もぐら…

大江健三郎 - 性的人間(1963)

3つの短編からなる短編集。性的人間は全2章からなる短編だが、第1章は反社会的な奴らによるかまいたちの夜って感じで、これがサウンドノベルかなんかだったらニコニコ動画に上がってネタにされそうな親しみづらいキャラクターが滑稽だが、第2章がやばい。痴…

きもの - 幸田文 (1968)

こうだあやと読む。衣服がお話の中で大事な要素なので和服についての知識が無いと想像が難しい場面も、まぁ勉強だと思って。母親が死ぬまではすごく面白かったんだけど、その後は登場人物が減ってきてちょっと寂しかった。小説にしては心理描写があっさりし…

北杜夫 - 楡家の人々・下 (1964)

いやー、長かった。しかし、素晴らしかった。ここにはフィクションではあるが能う限り精巧に再現された運命があって、そこに生きた人たちの確かな人生が記されていた。熊五郎や米国のような自分を正当化することに命をかけてるクズが出てくるのが北杜夫の一…

北杜夫 - 楡家の人々・上(1964)

「にれけのひとびと」と読むのだが僕はなぜかずっと「これけのひとびと」だと思っていた。著者の初の長編小説「幽霊」のような純文学的な趣もありながら、エッセイ等で発揮されるユーモアも同時に兼ね備えている怪作。これだけアクの強い人物を出しながらギ…

Melvins - Stag (1996)

メルヴィンズと言えばニルヴァーナの兄貴分的存在として有名なバンドですが、その音楽性はグランジに留まらず初期はドゥームメタル、スラッジといったコアなジャンルに分類されメジャーデビュー以降は重みのある演奏を引き継ぎながらオリジナリティ溢れるオ…

ファニーとアレクサンデル(1982)

イングマール・ベルイマン監督作。DVD二枚、5時間を越える超大作。叫びとささやき同様近代の西洋が舞台、愚かで愛すべきエクダール家の人々。まさか念力で事件を解決するとは思わなかった。お祖母ちゃんとカール叔父さんが好き。

ルナシー(2005)

ヤン・シュヴァンクマイエル監督作。セットが素晴らしかった。生肉とかジジイの咀嚼とか見てて気持ち悪くて目を背けた。ちょっとエロかった。ホドロフスキーと似た荒唐無稽な話かと思いきや、意外とちゃんとした筋書きがあり、冒頭監督が出てきてこの映画は…

穴 (1960)

ジャック・ベッケル監督作。脱獄は冒険だ!これから僕は「男は一回くらい旅に出た方がいい」ではなく、「男は一回くらい脱獄した方がいい」と言うだろう。三回脱獄した男がクソ有能だった。穴を掘るって男のロマンだよな。ロマン・ザ・穴掘り。最高。今はも…

ロックンロール・ハイスクール(1979)

デスレース2000のロジャー・コーマン制作。ラモーンズ出演。アラン・アーカッシュ監督作。デスレースと同じ実況者出てきた(笑)全体がラモーンズのPVだった。ラモーンズ以上に文化祭が似合うバンドはいないね。

チャイナタウン(1974)

ロマン・ポランスキー監督作。めちゃくちゃ面白かった。ロマンポランスキーは女の趣味がいい、奥さん最高。ジャックニコルソン扮する私立探偵は頭のいいタイプではないが地道に足を使い、機転が効き、狡い手を沢山使い、名探偵と頭の悪い視聴者という構図に…

福永武彦 - 草の花(1967)

バーガーナッズの草の花という曲がこの本に由来していることを知り読んだ。風景描写をイメージするのが苦手な僕には、この本は台詞ばっかりで読みやすかった。前半は爽やかなBLラブコメ(コメはないか…)に過ぎないのだが、後半のディープなこの本のテーマで…

北杜夫 - 幽霊(1956)

主人公の追憶を語る本なのだけれど、好きな本で何度か読んだけど一度も最後まで読んだことは無かったので今回ちゃんと読み切ろうと思って読み始めたのだが、最後の方になって「あれ?この本最後まで読んでるわ」と気づき、何か本の内容とリンクしてるなぁと…

The Flickers - Missing Piece (2016)

曲は過去最高の出来なのにアレンジが重く息苦しいのが本当に惜しい。new romanticsやhell divaは本来超名曲だったはず。だからこそシンプルで優しいsummer of loveらの後半の曲は認知症じみた白々しい美しさがある。

Headphone seminar - ceti(2008)

2nddemo音源。てゆーかもうやってないみたいやしデモも何もないけどね。ちょっとダサいが日本人のオタクっぽい感性を感じさせるバンド名からしてBURGER NUDSの系譜っぽくていい感じ。硬質なギターはslintとかその周辺を思わせる。ファルセットを多用する繊細…

大江健三郎 - 芽むしり 仔撃ち (1958)

凄まじい怒りと悲しみに満ちた本だった。文章は美しい言葉を選ぶより猛り狂う勢いとエネルギーで書かれていた。感化院と呼ばれる今でいう少年院に入る子供たちは山奥の村に疎開されるのだが、村で疫病から流行り村人は逃げ出し、村へ通じる谷は封鎖され彼ら…

ねごと - ETERNALBEAT(2017)

ねごとの4thアルバム。めっちゃ傑作。2.3曲目がブンブンサテライツの中野雅之、7.8曲目がROVOの益子樹それ以外はセルフプロデュース。可愛いだけと侮っていたから、これだけの傑作を作ってこられて、ねごとというバントの実力に驚いた。いやー本当に素晴らし…

テナント/恐怖を借りた男(1976)

フランスのロマン・ポランスキーというちょっとアホみたいな名前の監督作品。人の良い主人公が引っ越した先が事故物件で、出てくる人々がみんな無神経でケチだったり意地悪だったりして自分だったら絶対いやだが、他人事だからこれがかなり笑える。だんだん…