音楽

シベールの日曜日 - TSUBOUCHI(2013)

日本のバンド、シベールの日曜日の4枚目のアルバム。八百屋の地下でドラム以外ほぼ1人で作ったというアルバム。今では海外ツアーを行うなど国内外ディープなファンを獲得しているバンドであるが、この頃はまだあまり世間に認知されておらず、バンドとしての…

Ends - Howl (1998)

エンズはSOFT BALLETの遠藤遼一のソロプロジェクト。3枚目のアルバム。エンズの音楽性はキーボードをフィーチャーしたオールドロックンロールスタイルで和製ドアーズとか言われている。80sNWなSOFT BALLETとは全然違うのでファンにはあまり評判は良くなかっ…

NANANINE - 12E12(2002)

福岡出身の4人組ロックバンドのファーストフルアルバム。自我の目覚め。無敵の中学生。彼等は天然の天才です。作為的なところが全くなく純粋だ。有り余る才能が制御しきれず、それになすがままであるが故に評価が定まらず、時代の流れの中で忘れ去られて言っ…

それでも世界が続くなら - それでも世界が続くなら(2018)

セルフタイトルを冠したミニアルバム。自身これが本当の1stアルバム、自分の気持ちを初めてちゃんと表現出来たと語っていた活動休止前ラストアルバム。それでも世界が続くならというバンドの持つキモさ、ヤバさそんな彼らの個性に向き合いそれを肯定し100%…

アノダイズヘッド - live at meets(2020)

今日は自分の友達のバンドを紹介する…という書き出しは全然興味を引かないと思うんだけど笑。忖度なしに彼らの音楽は稀なオリジナリティを有しており、ボーカルギター新見大樹はロックバンドのボーカルに必要なカリスマ性を持っていると思う。この機会に是非…

それでも世界が続くなら - 消える世界と十日間(2017)

人間の生をリアルに捉えるというコンセプトの元に作られたアルバム。作った順に曲が並んでるらしい。 01.人間の屑 オープニングがいきなり荒々しくて僕は透明になりたかったを彷彿とさせる。ノンストップなヘビーロックナンバーに語りがのっかって若干とっつ…

それでも世界が続くなら - もう君はいい人じゃなくていい(2014)

4thアルバム。メジャーでは3枚出したうちの2枚目で一番メジャー感が強いアルバム。ジャケも1番どうでも良さそうでゲス極とかその辺でありそう。歌詞も1番中身薄い気がする。でも曲がバラエティに富んでいてメンバーの演奏力も上がってきていて良いアルバム。…

それでも世界が続くなら - 52Hzの鯨(2016)

最初は最低の昨日はきっと死なないと2枚組で出される予定だったらしい。あのアルバムがかなりやばいのでこっちはポップサイドという感じ。 01.弱者の行進 マーチバンド的なリズムの切ない曲。 この曲は最後のサビの美しさに尽きると思う。「間違いの答案でも…

それでも世界が続くなら - 最低の昨日はきっと死なない(2016)

メジャーやめて自主制作のアルバム。今作は敢えて音楽的に整った感じでなく、無意識的に瞬発的に感情の赴くままという感じで曲を制作したらしい。前作で出し切った感があるので、ここで一度自らに揺さぶりをかけることで自分たちの中心が何だったのか確認し…

それでも世界が続くなら - 僕は透明になりたかった(2015)

メジャーの日本クラウンからはラストとなるフルアルバムとして通算5枚目のアルバム。ボーカル以外全曲スタジオで一発録りされたアルバム(ボーカルをしなかったのはライブ・アルバムみたいに思われるのが嫌だったらしい)。ドラマーが片腕骨折した中レコーデ…

それでも世界が続くなら - 僕は君に武器を渡したい(2013)

メジャーからリリースする通算3枚目のアルバム。過去2枚のアルバムから3曲収録(再録)。 1.シーソーと消えない歌 メジャーに行って音がどのように変わったかと言うと、録音はまぁそんな変わってないかもしれない。しかしギターの演奏自体の破壊力が減って、…

それでも世界が続くなら - 彼女の歌はきっと死なない(2012)

千葉県出身ギターボーカルの篠塚将行を中心に結成された4人組ロックバンド。そのファーストアルバム。このバンドを気に入った理由は先ず最近のオルタナバンドにありがちなボーカルが線の細いナヨナヨボイスでなかったから。調べるとこのバンドの前にドイツオ…

テツコ - 愛してる(2019)

日本のガールズバンド"テツコ"の4枚目くらいのアルバム。前作エロスはスランプでなかなか曲ができなかったらしいけど、最近なんか吹っ切れてのりにのってる状態のテツコ。前作まではどっか取り繕ったというか型にハマったようなとこがあったんだが、本作は音…

すばらしか ー 二枚目(2018)

東京のロックバンドすばらしかのファーストフルアルバム。これの前に8曲入りのミニアルバムを出してたのでこれが二枚目というだけの安直なタイトル。近年はっぴいえんど等の往年の日本語ロックに影響を受けたバンドが流行っていたが、自分はその中では森は生…

my bloody Valentine - Loveless リマスター版(2012)

名盤ラブレスのリマスター版。2枚組でケヴィンシールズ直々にそれぞれ別のリマスターが施されている。disc1は比較的音の分離がしっかりしてて、ロックのノリ(リズム)を重視してリマスターされた感じがする。その分マスターテープの音の悪さが際立ってしま…

The Hiatus - Trash We'd Love(2009)

僕はモロ、エルレアジカンストレイテナーとかの世代なので、当時人気絶頂だったエルレが解散した時はテレビに一度もでたことがないインディーバンドにも関わらずテレビで解散のニュースが報道されてましたね。それ位物凄い人気でした。この3つのバンドの中で…

ごりら公園 - 甘党(2016)

東方アレンジ同人サークルごりら公園のセカンドフルアルバム(音源集?)。先ずパッと聴いた印象として、14曲と多い中、曲が多彩で本当によく作り込まれている。その為正確にこのアルバムを捉える為に1曲毎の感想を述べようと思う。 ・甘党 切り刻まれてブレ…

ごりら公園 ー 芥のせせらぎ(2014)

東方の曲をアレンジして発表するという文化があることを最近知った。彼らは音源をネット上で公開したりコミケなんかで配布したりして活動しているらしい。有名な所ではヒトリエのメンバーの1人がこの東方アレンジ出身らしい。米津玄師やヒャダイン等ネット発…

2 - 生と詩(2019)

元The Saloversの古舘佑太郎率いる新たなバンド"2"の3枚目のアルバム。サラバーズの印象はフロントマンの存在感はあるものの曲がイマイチって感じだったが、その弱点を元ポニーテールスクライムの才能豊かなコンポーザー加藤綾太を作曲者に据えることで補っ…

clematis - あしたには(2019)

東京のインディーバンド1stミニアルバム。コードと歌のオーソドックスなバンドサウンド。ダレ気味のコードに浮遊感漂うメロディが乗り気持ちいい。 浮遊感はあるがフィッシュマンズほど浮世離れし過ぎない感じ。歌詞にメッセージ性が感じられず、別になんに…

Roadside Monument - Eight Hours Away From Being A Man (1997)

ここ数日精神的に不安定で、何もせずにいると恐慌状態に陥るのでゆっくり休むこともできず仕方なく音楽ディグりまくっててそこで見つけたバンド。これは大当たり。この世で最も素晴らしいアルバムの一つです。アメリカのどっかのインディバンドの2ndアルバム…

Castor - Tracking Sounds alone(1999)

アメリカのインディバンド、キャスターの1stフルアルバム。先に発売されたミニアルバムに比べ微妙かなと思ったんだけど、このアルバムもヤバイ。「リフ繰り返し過ぎんよ〜」と思ってたけどグルーヴが強靭になっているので酔っ払いみたいに身を任せるととても…

You and I - The Curtain Falls(1999)

アメリカの糞検索しにくいエモ〜ハードコアバンド。シャウトとメロディを使い分けたツインボーカルスタイルで繰り広げられる幅広い楽曲と競い合うように暴れまわるツインギターが非常にカッコいいバンドです。飽きさせない曲構成が魅力的で日本人受けしそう…

Giants Chair Red And Clear(1995)

90sエモを調べる際度々名前を見かけてたバンドだったが何となくスルーしてたが、聴いてみたらすごいバンドだった。メロディアス系かと勝手に思ってたが、エーテルメザーブ系の究極アレンジ練り込んでるヤバイエモだった。開始10秒でめちゃくちゃカッコいいっ…

雨の花束 - 雨の花束(2017)

2016年ボーカルの死去によって終わりを迎えた東京のバンド「雨の花束」の3年間の活動で発表した曲すべて集めたアルバム。天才肌のフロントマンとそれを支える超絶技巧のメンバーが揃った凄まじいポテンシャルを持ったバンド。ここに収められた曲は全てそんな…

Castor - EVERYTHING 1994 - 1998(2018)

アメリカのインディーバンドcastorの全音源を集めたdiscography盤。地味なんだけど最近なんかめっちゃ好きになってきた。エモの文脈で語られるバンドだけど、ハードコア的な疾走感はなくてむしろマイペースなグルーブが特徴。コードを掻きむしるようなギター…

a fine boat that coffin! - 2nd nail(2006)

多分アメリカの激情ハードコアバンド(訂正:discogsみたらドイツのprogressive jazz-grind/hardcore punk bandということだった…)。全曲2分くらいで目まぐるしく展開するのは激情ハードコアの定石ですが、このバンドの特徴は不協和音を駆使した不穏な展開。…

TTUD - TTUD(2019)

東京のバンドTTUDのファーストアルバム。90年代に無数に存在したアメリカのエモ、オルタナ周辺の、あまり人気のない、だけど独特な存在感を放っていたバンド達。例えるならCastorとか、あの辺りの雰囲気があるバンド。初めて聴いたのはSoundCloudで流れてき…

Blue Cheer - Vincebus Eruptum(1968)

ファズなサイケっすね。昔聴いた時は音悪ぃ〜ってそれだけでダメだったんだけど、これはあれだね。想像力を使ってその音楽の時代に頭の中のチャンネルを合わせるというか…そういう処理が脳内で必要になる。その作業がもうサイケの入り口である。しかし、ドラ…

The Pastels - Mobile Safari(1995)

最近自分の中でネオアコ、ギターポップ再評価の流れが来ている。というのも最近激情ハードコアばかり聴いていたので激しくストイックな音に疲れた耳をそれらの音楽で癒そうという狙いから始まった(音楽の疲れを音楽で癒やそうとする発想がオタクだよなぁ…)…