アギーレ 神の怒り(1972)

ヴェルナー・ヘルツォーク監督作。ノスフェラトゥを見てセットの美しさと丁寧な撮影でまるで博物館を歩いているような気分になり一発でファンになった監督の代表作ということで期待大。基本長回しで、心理描写を省き、まるでドキュメンタリーのように登場人物の様子を覗き見てるよう。ストーリーにも特にドラマがあるわけではなくジャングルに住む先住民族を征服し布教活動を行う為に川下りするが失敗に終わるだけ。しかし、テーマを絞ったおかげで本当に起こっていることを見ているような、臨場感を通り越して自分が体験しているような感じさえする。最初の濁流をイカダで渡るシーンなんか本当に俳優さん大変そうだ(笑)動物や自然がすごく活き活きしているからそれを観てるだけですごく楽しいが、人によっては糞つまらないかもしれない。王様が筏の上の小屋の中で誰とやっているのだろう。最初はインディアンのタレ乳かな?と思ったけど、多分イネスだろう。王様が裁判でイネスの恋人の生命を助けたの、恩を売りつけてイネスとやりたかったんだろうな。音楽がpopol vohというクラウドロックですごく綺麗だった。