Veni Vidi Vicious - Good Days (2011)

このアルバムのコピーは「あなたには中身のないアルバムに聴こえるでしょうね」だが、僕は表題曲を聴いて久々に中身のある曲を聴いたなと思った。この頃子供が生まれたというボーカル入江弟はgood days is overと歌う、楽しい日々は終わったと。決して売れてるとは言えないまでも、今まで気ままにやってきた若者に突きつけられた現実。大抵の者ならこんな時、新たに授かった命への祝福を歌うだろう。しかし、彼は正直に不安と喪失を歌っている。歌詞はつづく「みんなを幸せにできるのは君だけさ いいね」誰かに言われたのか自らへ向けた台詞なのか、それは一家の主としてもバンドのフロントマンとしても当てはまることで、それに対して彼は「うるさい」と初めははねのけるように最後は泣くように歌っている。こんなに正直で痛々しく情けない歌は神聖かまってちゃんでも歌っていない。僕は非常に心打たれたのでした。PVも必見。入江兄弟はロックスター。