読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

white white sisters - SOMETHING WONDROUS(2014)

★★★★★ 音楽
1stフルアルバム。ミニアルバム二枚から三年待ってのフルアルバムとなるとすごく贅沢なボリュームに思える。今回は歌がよく聞こえる。様々な音楽要素が感じられるが、それが押し付けがましくないのがクールだ、むしろ突き放してるくらい。ポップにはなったが、徹底的に閉じた世界は変わらず彼らの特徴だ。VJがいて他人のイメージの介入を拒否してるのも、ポップな今作を契機に更にセルアウトに展開していってもいいものをリリース後3年間沈黙を守っているのも彼らのポリシーを感じる。ライブ見た時も踊りたかったら勝手に踊ったらいい、でも俺達には無関係だ。という共有を拒否しお互いに「孤独」、いや『自由』である、そういう態度が僕には凄くカッコ良かった。ぼくはすごく支持する。聴いていてロバートスミスと声の響きが似てると思った。あの祈るような響き、そこに少しだけ人懐っこさを感じる。今作は前作より大幅にトラックを削って作られたと言うだけあり、前のようにどの音を聴いたら良いんだと迷うこともなくシンプルですぐに曲の輪郭を捉えることができた、11曲目とか完全にR&B。しかし、最後の曲だけは前半クラブミュージック、後半シューゲイザーというキメラのような大曲になっている。