L'Arc~en~Ciel - Tierra (1994)

ラルクの2ndにしてメジャーデビューアルバム。これは名盤だ。殆どのバンドがメジャーデビュー後シングル以外捨て曲という状況にあるがこのアルバムは違う。エコバニかキュアーかを思わせるカッティングがかっちょええAll Dead、吟遊詩人的な世界観に聞き手を引きずり込むWind of Goldこういう曲はメジャーで売れた後ではあり得ないだろう、Blurry Eyesの英語部の流麗さは他ではちょっと味わえない素晴らしさ、ラルク史上最も危険な曲Inner Core、UKロックっぽい雰囲気から一転繰り出させるベースラインがかっちょええ風の行方、7分58秒たっぷり聴かせる鷹揚に構えた大曲White Feathers、等など全曲名曲。このアルバムはセルフプロデュースであり、やはりスピッツと同じくアレンジを外部に任せるとアルバム全体の空気が薄まる。しかし、ラルクに関してはシングル曲がセルフプロデュースによるアルバムを上回る強力さを持つので正解だと思う。まぁ、そうなるとやはり捨て曲も増えるわけでベスト盤が最適って思うが。