コード・アンノウン(2000)

ミヒャエル・ハネケ監督作。問題作ファニーゲームの後はどんなのがくるのかと思ったが、前々作21フラグメンツによく似た作品だった。まあ、好きなんだけど。監督は緊張感とヒヤッとさせる映像を撮る天才だな笑。プールのシーンでは子供が落ちると思ったし、地下鉄のチンピラのシーンは最高だった。結果子供は落下しなかったし、チンピラも大したことしないんだけど、こういうのって子供が落ちてミンチになった死体が見たいっていう願望だし、チンピラのシーンの緊張感は自分の破壊衝動を充たしてくれるかもしれないという期待から起こるもので、もっと酷いものを見せてくれっていう自分の病んでる部分をまざまざと見せつけられているよう、てゆーかそれがこの映像の狙いであると思う。テオアンゲロプロスタルコフスキーのような美しい映像で感動できず、こういうので感動してしまう自分ってまだまだだなと思うし、一本とられたなぁって一人で勝手に敗北感を味わってる。