無常 (1971)

実相寺昭雄監督作。日本映画に西洋音楽を付けたのが当時は斬新だったとか。今ではそう変わった試みでもないと思うが、独特のカメラワークと相まって確かにちょっと異空間っぽい。それにしてもこのカメラワークは71年とは思えないかっこよさ。なんつーかPVみたい。お坊さんと観音彫のおっさんがええ顔しとる。極楽と地獄の件の説得力すげえ。この監督の理論はとてもしっかりしていて、我々が持つ虚無感の訳をはっきり説明する物である。そんな感じがする。最後お婆ちゃんッコなのが受ける。日本人の女は、体のエロさは減ったが顔は今の方が随分可愛く変わったと思う。逆に男は目のギラつきが無くなって声も高くなってどっちも可愛くなっちゃったんだな。