聖者の行進(1998)

野島伸司脚本作品。最初は普通に感動してたけど段々胸糞悪いだけになった。善人と悪人がはっきりし過ぎてるやろ。ここまで過激にやる必要があるだろうか。強烈な選民意識を感じる。こんな悪人だらけやと世の中成り立たんやろ。それこそ北斗の拳の様な世紀末であろう。とは言えのりピーの頭ん中お花畑の軽薄さもかなりムカつく。てゆーか皆があんな糞工場に居着きたがるのは流石に無理ある。特にありすが死んでからは全く見る気がしない。面白みが一つもない。いかりや長介のキャスティングもないわ。(開き直ってからの社長の演技はちょっと面白いけど)障害者と暮らす親はこのドラマを観て気分が悪いだろう。障害者を面白くおかしく扱った作品なのだ。いや、寧ろ重々しく悲劇的に演出している。それがまた罪深いと思う。法廷でのいしだ壱成の演技には泣いてしまったけど。 後、廉の天才設定はただの演出でしか無かったのか。

広末とか完璧な若者を前にしてこういう選民思想に晒されると自分が常に排斥される側だと考えてしまうのは僕だけだろうか?90年代の輝かしさの中で育った人たち、ART-SCHOOLなんかは00年代に入って僕が感じたような疎外感を歌っていたけど僕にはそっちの方がリアルだ。