ジャイアントピーチ(1996)

ヘンリーセリック監督作。面白すぎ。最高のファンタジー映画だ。しかし、おとぎ話を本気で実写化したら都合の良い妄想に思えてしまって何となく腑に落ちないってのも正直なところ。そこに来てエンディングの後のオチ(でもないんだろうけど…)はブラック過ぎて引くよなぁ(笑)。テリーギリアムなら容赦なく手のひら返しのバッドエンドを仕込むところだけど(てゆーか大抵の監督ならそうするだろう)この映画ではファンタジーを妄想に落とさず、しかし一方で現実逃避である事は認めていて、現実に対して同じレベルの陰惨さでもって対抗するという驚きのバランスの取り方を提示したのだった。…これ無い方が絶対子どもの為にはいいよなぁ(笑)でもあったからこそ僕は好きな作品だと言える。