仮面ライダーブラックRX(1988-1989)

ブラックが面白くなくてあまり期待してなかったんだが、OPテーマがめっちゃカッコよくて期待感高まる。最初、南光太郎がブラックと同一人物と思えなかった。雰囲気が違うというのもあるけど、あれだけ戦って平和にしたのに何でカスミさんやキョウコちゃんといっしょにいないんだろうということを疑問に感じたからだ。争いに巻き込みたくないというなら何故、新しい女といっしょにいるんだ?…そんな状況が上手く飲み込めなかった。それはもう理由なんてないから受け容れるしかないんだけど、もうちょっとブラックで築いた下地を生かしてくれたら良かったのに。全体的にコメディータッチになっているが、倉田てつをに明るいキャラは似合わない。それに比べ、15話で始めてロボライダーに変身した時の自分の無力さに対する怒りと哀しみの叫びは痺れた。やはり南光太郎は哀しみを背負った正義のヒーローというのが望ましい。普段明るく振る舞っているのは、ゴルゴムとの闘いで家族を失ったことがトラウマになっていて努めてそうしてると妄想すると楽しい。そのような気配もあるんだが、そこまで突っ込んで言及されてないので作品の評価を上げる要因にはならない。ストーリーはそんな感じで適当なんだけど、戦闘は派手になったし、ライダーのフォームも3つに増えて楽しい。敵のデザインも、ダンガイオーとかその辺の80年代アニメのロボットみたいでカッコいい。しかし、最後先輩ライダー勢揃いしたのが残念だったな。そんな子供騙しに走らずその作品のキャラだけで解決してほしかった。