午前中の時間割り(1972)


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羽仁進監督作。すげえローファイな画質でオシャレな映画。日本の中ではかなり実験的で特殊な映画と言える。荒削りだけど若者にエネルギーが満ちてる時代だったんだなぁ。特に意味はなくて、若いエネルギーをそのまま切りとった作品。最早同じ日本とは思えないような異文化感。ボーッとみてられる。音楽も素晴らしい。70年代初期といえば60年代学生運動の頃くらいか。外国から色んな知識を得だしたけどまだ全く身についてない感じが滑稽だ。今の子は知識に対する貪欲さは無いけど、よっぽど色んなことが見えてて賢いなってことを考えた。賢くなる毎にこのフィルムに閉じ込められたようなエネルギーが失われてるってふうにも思う。役者の演技もクッソ下手くそで、当時ろくな見本もなかったんだろうな。そんな中、国木田アコだけは下手な中にも、映画を飛び出す自由な雰囲気がある。センスのいい人はいつの時代にもいるな。バカもそうか。映画の1番の魅力は国木田アコで、この映画は国木田アコのPVと言ってもいい。