それでも世界が続くなら - 52Hzの鯨(2016)


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最初は最低の昨日はきっと死なないと2枚組で出される予定だったらしい。あのアルバムがかなりやばいのでこっちはポップサイドという感じ。

01.弱者の行進

マーチバンド的なリズムの切ない曲。

この曲は最後のサビの美しさに尽きると思う。「間違いの答案でも〜」ってとこ。そこのコーラスが超いい。泣かせに来てます。

02.狐と葡萄

このバンドのセカンドシングル。第二の僕らのミュージックという気持ちで作った曲らしい。自己紹介的な歌詞。それでも世界が続くならはこういうバンドですよって名刺代わりみたいな曲。絶妙に疾走感と切なさを両立してるいい曲。ベースソロのだんだん早くなって、ギターのカッティングに切り替わってサビに行く流れ抗いようがなくかっこいい。

03.ベッドルームすべて

何となくインディーズ1st2ndに入ってそうな王道オルタナ、ファンサービス的な良曲。多分リードとリズムどっちも攻めてるのがそう思わせるのかな。サビのドラムのシンバル使いが鮮やかですね。

04.11月10日

こういうメロディーが前に出てる曲やるとミスチル感すごい出るよねこのバンド。こんなやばいギターぶち込んでこないしこんなアンビエントギター弾かないけど。アウトロのノイズギターはいつも通り圧巻やね。

05.着衣の王様

しの君の弾き語りナンバー。

06.最終回

あー、最初のベースの音色とリズムギターの音色めっちゃいいっすねえ。それせか得意爆音ミディアムナンバー。

07.誰も知らない

これはガチで名曲。僕はこの曲の最近アップしたPV観てこのバンドにハマりました。1番いい曲やと思う。正直syrup16gのex.人間に似てるけどそんなん関係ないくらい名曲。飛びっきりポップで最高に泣ける。こういうメロディーが良くて音像がイカしてて雰囲気が良いバンドがいる事が凄く嬉しいよね。ロック死んでないなって思う。オルタナってやっぱ色んなジャンルミックスしていい所どりした結果、唯一無二の音楽になってる突然変異のことを指すんだよ。これはロックでありポップスであり、それがめちゃくちゃロックなんだよ。

08.死なない僕への手紙 

リードのアンビエントギターが牽引するポストロックサウンドに歌モノがのった感じの曲。

 

全体として…最低の昨日はきっと死なないと対になるアルバムである為、音や曲調的に病んでる部分は意識的に廃していると思う。とにかく誰も知らないが良い。最低の昨日はきっと死なないで振り切ったからこそ、この普遍性を手に入れられたんだろうと思う。