それでも世界が続くなら - もう君はいい人じゃなくていい(2014)


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4thアルバム。メジャーでは3枚出したうちの2枚目で一番メジャー感が強いアルバム。ジャケも1番どうでも良さそうでゲス極とかその辺でありそう。歌詞も1番中身薄い気がする。でも曲がバラエティに富んでいてメンバーの演奏力も上がってきていて良いアルバム。充分売れたんじゃないだろうか。

01.優しくない歌

優しくてポップなスローナンバー。こういうシンプルな曲が飽きずに聴けるって良いバンドだなと思う。

02.明日のハッピーエンド

得意のノイズギターを封印する事で歌詞が立っている。広くリスナーに気に入られそうなギターポップに仕上がっていると思う。このアルバムのモードを象徴している曲。

03.僕らのミュージック

彼等のファーストシングル。レコード会社からの意向で歌詞の変更を命じられて最初で最後それに従った結果、歌詞が覚えられないのでライブであまりやらないという曰く付きのシングル。僕は単純にストレートな曲でカッコよくてかなり好き。このバンドで歌詞がカッコイイって思うのこの曲くらいじゃない?ライブでやらないのはもったいないと思う。

04.無自覚なプラットフォーム

2本のギターのバランスがいい。ノイズギターとダンサブルなリフをキメるリードが主張しあってかっこいい。サビのベースがまた踊れる。

05.水たまりの成分

ベースが独特。溜めの効いたドラムもいいね。ギターの音がセクシー。色んなタイプの曲が入ってるなぁと思う。

06.普通の歌

たしかに普通の歌といえば普通のポップスみたいな曲。その代わりリードギターが終始主張しまくってバンド感を演出してる。

07.優先席

流行りのの四つ打ちを取り入れてる。このバンドで1番売れる事を意識した曲だなと思う。

08.白紙の地図

美しいアルペジオが冬っぽい曲。

09.サウンドチェック

およそ2分で駆け抜けるパンクチューン。気持ち悪い声はしてないけどなぁ。ほんとバラエティにとんでるな。こういう歌い方するとカウパーズの人みたいだね。

10.奇跡

しの君弾き語りナンバー

11.無罪と罰

必ず入ってる疾走オルタナナンバー。ベースが動き回ってて単純なギターロックで終わらせてない。てゆーかやっぱしのくんギターやべえ。リードもすげえ吠えてる。

12.自己嫌悪のターミナル

この曲もベースのビート感のせいか冬っぽいですね。それせか流の心を刺すスローナンバー。ベースが全体を支配してる印象。

13.2月11日

前身バンドドイツオレンジの曲のセルフカバー。歌詞がとにかく良い。とても素直に綴られている為、逆に展開が読めないのでドキドキしちゃう。Aメロからすぐサビに入る潔い構成も聴きやすくて良い。コードも多分すげえ簡単。これのドイツオレンジ版のPVがめちゃくちゃ良いです。感涙必至。https://youtu.be/AFIFPYcHjSk

ドイツオレンジが聴いてみたくなる。音源中古高ぇよ。

 

全体として…演奏力が付いて曲に幅がでてますが、まだベースの人が覚醒前ですね。でもこういうポップロックのアルバムならTSUTAYAに行けばいっぱい聞けると思う。彼らの凄いのは次のアルバムからだというのが僕の認識。でもこのアルバムには僕らのミュージックと2月11日が入ってるから無視できない。このアルバムは彼らの中でメジャーでの成功体験として記憶されていて、このアルバムをひとつの基準に52hz以降はコレをさらに良くしたアルバムを作りたいって意識はあるのかもしれない。一応ポップスには片足乗せときたいみたいな笑。