M★A★S★H マッシュ(1970)


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ロバート・アルトマン監督作。アメリカ軍の朝鮮戦争下での野戦病院の生活を描いたコメディー。朝鮮戦争とか野戦病院とかよく分からん背景の上、分かりやすい筋書きもないので取っ付きづらく、そのぶっきらぼうさに好みは別れる。爆笑できるとかそういう感じでもないが、自分的には徐々に味が出てくるスルメ映画でした。

戦争の狂気を描き、反戦的なメッセージが込められているというが全く分からなかった。俺には近所のセンスのいい兄ちゃんみたいな雰囲気を作品に感じたが。70年といえばまだ戦争が生々しかった時代この作品のように戦争を批判と言うより小馬鹿にしたような態度は、当時はかなり鮮烈だったようだ。確かに今の日本のコメディードラマなんかに通じるシニカルな笑いを感じるし今見ても全然古びてない。現在の映像文化の礎となった作品であるから逆に新鮮さもないのかもしれない。印象に残る場面も多かった。啓蒙的なメッセージは何も感じなかったがまたこの監督の他の作品も見てみたい。あとコメディーは吹き替えに限るな。