曼陀羅(1971)


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ウルトラマンシリーズなどで脚本を務める実相寺昭雄の監督作。長編映画第2弾。前作無常が最高の作品だった。そして今作もやっぱり凄い。相変わらずのぶっ飛んだアングルと退廃的な内容…天才という他ないね。半世紀も前の作品だが一切古びない所か未だに鮮烈な輝きを放ってる。

学生運動の頃の若物のエネルギーってすごい。自分たちの力で社会を変えてやろうとしてるぐらいだからな。この作品はその裏で資本国家に諦めて、独立して山奥の土地にユートピアを築く退廃的な若者達の物語。激動の時代、学生運動の他所でこういう方面に突っ走る奴らもいたやろうなと想像できて楽しい。ぶっ飛んでるのにリアリティがあり、退廃的でそれがたまらなく心地良い。