ビリディアナ(1961)


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スペインのルイス・ブニュエル監督作。パルム・ドール受賞作。古い作品なのに扱ってるテーマが深く重い。軽く説明すると修道女が親戚のおじさんに犯されたと思って、おじさんに結婚してくれって迫られるんやけど断ったらおじさん自殺して、修道女は自分は汚れたと思って修道院やめて、それでも世のため人のためになる事はしたいから、自分でその辺の浮浪者集めて暮らし始めるって話。まぁ、修道院なんかで暮らしてきた世間知らずな女がそんなことしたらどうなるかって目に見えてるよね。でもそれさえ自分で呼び込んだ運命だと思える。神を裏切ったことに対する懺悔。そんな健気な信仰心を表しているのだけれど現実はあまりにも薄汚れている。ドストエフスキーといっしょで何故わざわざこんな不快な物を見せられなくてはならないのだろうという気持ちになる笑。思ったより最悪の結末ではなく、一人の女性が成長する物語と言えるかもしれん。宗教批判という側面もあるのだろうな。てゆーかこの気持ち悪い俳優をどこで見つけて来るんだろうと思う。コイツら撮影が終わったら普段は大学で教授やってますとか、そうであってくれねぇかなと思う。